計算と美学

シンポジウムのテーマのひとつが「計算computation」なのですが、この計算と美学の関わりについては、これまでにもいくつかの議論がありました。それはたとえば、「人間(アーティスト)がいなくても美学aestheticsを意識するようにソフトウェアツールを改良すること」、アーティストの手を借りなくても美しいデザインができるような計算手法を開発する研究、それが計算美学だという立場です(cf. Hoenig,F., Defining computational aesthetics.)。このシンポジウムが考える計算と美学とは違います。では、このシンポジウムが考える計算と美学って何か。。。少しずつ触れていきます。